ロゴの作り方 実際にお聞きしているヒアリング内容

design

2022.05.05

ロゴ制作で重要なのはまず背景を知ること

デザインのお仕事で、よくご依頼を受ける一つがロゴ制作です。
ロゴ制作は見た目が良いのは当たり前ですが、
一番大事なのが制作するロゴの背景を知ることです。
例えばこのサイト「0(zero) design」の場合を例に説明していきます。

①どんな事業をしているか

どんな事業をしているか
まずはどのような事業をしているか知る必要があります。
事業によっては取り扱っている商品やサービスをロゴのモチーフ(形)にします。

「0(zero) design」の場合は主にデザインとWEBサイトの制作を事業としております。
デザインもWEBサイト制作も最初は無形で徐々に形作っていくものになりますので、
具体的な形がなくても伝わるようにしたいと思いました。
そこでできるだけシンプルにしようと決定しました。

別の考え方では事業としている「デザイン」は「設計」の意味もあるので、
「設計」をモチーフにした形を入れても良いかもしれません。

捉え方は自由ですが、
ロゴを形にしていくまでとりあえず言葉で整理すると考えがまとまります。

②背景、ストーリーを知る

ストーリーを知る
次にそのブランドや企業、お店が作られた背景、ストーリーをお聞きしています。

「0(zero) design」は表面的な見た目の解決方法ではなく、
お客様に寄り添い、問題をゼロから一緒に解決していきたい。
という意味があり「ゼロからお客様の課題を解決していくデザイン」=略して「0(zero) design」と命名致しました。
また「0(zero) design」が丸「◯」で囲われているのは「0(ゼロ)」を意味しています。
直感的にアイコンでもゼロが伝わるようにしています。

このように物事の始まりには意味を持たせる、または言葉にすることが大切です。
ブランドや企業名は自分の思い、何をしたいのか、社会的にどのように貢献できるかなど整理をした上で、
子どもの名前を決めるのと同じように名前を決められたと思います。

ロゴをデザインする上では、
意外とここが一番特徴として際立ってくるところになります。

③商品・サービスは何処で提供するか

あなたの商品・サービスは何処で販売・提供しますか
こちらはロゴを主にどこで使用するかになります。
例えば名刺ですとロゴは小さくなりますので、
ある程度小さくても見やすいように大きや色に気を使う必要があります。
また、刺繍やタオルなど特殊なものに印刷する機会があれば細すぎる文字などは印刷で表現がしにくいものもあります。
このように使用用途によってロゴの視認性を変える必要があります。

「0(zero) design」はロゴの種類が3パターンあります。
使用用途に合わせてロゴを使い分けることができるよう、
あらかじめパターンを決めてデザインしました。

このように他に転用しやすいように、
使用用途を考えてロゴを先に展開しておくこともできます。

④理想的なお客様はどんな人物像か

ターゲット
ターゲットの年齢層はとても重要です。
20代、30代、40代、50代など年齢により趣味趣向は当然ながら違いますので、
ある程度サービスの利用者がどのような人か剪定した上でデザインを考えます。

20代であれば細い書体を使用したり
年齢層が上がれがガッチリとした書体を使用したりと
デザインの流行などにも合わせてフォント(文字)も変わります。

私の場合は30〜50代の経営者の方と少し幅広いターゲットになります。
ですので誰でも読みやすく、少し細めのシンプルなフォントを用いてデザインしています。

⑤事業に当てはまるキーワード

キーワード
ロゴができた時にちょっと違うなぁ…という相違をなくすため、
できるだけ単純なワードで説明でき、
共有できる認識を製作者側と受託側で作ることは重要です。

まずは簡単なワードでお互いの道標となるキーワードのすり合わせを行います。
そしてそのキーワードを深掘りしてより具体的にします。

例えば、若々しい、未来的、活力、豪勢、老舗、アンダーグラウンド、オシャレ、シック、渋い、上品、女性向き、親しみやすい、気安い、長閑、独特、真面目、高級、エレガント、カジュアル、手頃、保守的、前衛的、信頼に足る、伝統的、エコー、ビンテージ等
気になるキーワードを選定して頂きます。

「0(zero) design」は「親しみやすい」「真面目」「カジュアル」「信頼に足る」などを感じて欲しく、
個性的な要素や余分な要素をあえてなくし誰でも親しみやすいデザインにしています。

⑥競合はどこか

競合について知る
競合と同じようなロゴにしては意味がありません。
競合と間違えないように差別化する必要があります。

差別化するにあたって、競合をある程度把握し、
独自の強み、個性が光るロゴに仕上げていきます。

また制作したロゴに似たものが世の中に既にないか調べる必要があります。
一番有名なのがgoogle画像検索になります。
検索窓のカメラボタンをクリックし「画像のアップロード」から画像の参照、
または画像をドラッグしてアップロードを行うと似たような画像が表示されます。

またはcotoboxもおすすめです。
こちらは商標登録も行ってくれます。

⑦ロゴの種類

ロゴの種類
ロゴには種類があります。

①ロゴタイプ
ロゴタイプはブランド名や商品名、社名など「デザインされた文字」のことです。
ロゴタイプには「企業名をブランド化」するという特徴があり、
業名や商品名を文字で読めるので“しっかりと”覚えてもらえる特徴があります。
人はシンプルなものの方が伝わりやすく覚えやすいためブランド名を覚えてもらうこと”を最優先にした場合はロゴタイプの方が適しています。
ロゴタイプの有名な企業はGoogle、Amazon、Panasonic、SONYなどが挙げられます。

②シンボルマーク
シンボルマークは、文字の一部や業種をデザインした意匠・象徴・マークのことです。
シンボルマークは図案化する事でロゴタイプよりも自由度の高いデザインが可能です。
抽象的な表現も多く見られ、シンボルとしての世界観を伝えやすく企業の持つイメージ・印象など顔を覚えてもらうことを優先にした場合はシンボルロゴの方が適していると言ます。
シンボルマークの有名な企業はApple、Twitter、McDonald、セブンイレブンなどです。

⑧希望する色はあるか

コーポレートカラー
コーポレートカラーを知る必要があります。
コーポレートカラーとは、会社の個性・目標の統一化をはかり、社内外に印象付けるために使われている色のことを示しています。

色は人が抱く印象に強く影響し「青」は冷静、清潔
「赤」は情熱、活発など色にはそれぞれ意味があり感じ方が変わります。

「0(zero) design」は私のラッキーカラーである「紫」を使用しています。
このように縁起が良いよされている色をメインカラーにすることもありです。

発想は自由。でも、制作意図があり説明できるか、伝わるかが大切

ロゴは見た目だけではなく、
深い意味があり企業やブランドの生い立ち、歴史も含まれているので、
知ると深みがあり面白いです。

自分のロゴや制作をお願いする際にぜひ上記の項目に注意してみてください。

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