もう失敗しない!良いデザイナーの見極め方5選

design

2022.04.19

良いデザイナーを選ぶには

デザインの仕事を依頼するにあたって重要なのが、
良いデザイナーを見極めることかも知れません。

最近多く聞くのが、
「仕事を依頼したが制作されたものが、今ひとつだった…。」
といったような内容を数件お聞きします。

これは最初の段階で、
お願いするデザイナーのスキルや対応力を見極める必要があります。
しかし、見極めるためには依頼側にもデザイナーの知見が必要です。

デザイナーとしてのキャリア11年目の私が、
今までの経験を踏まえて分かる範囲で、
特に気にするべきポイントを5項目にまとめてみました。

①分かりやすいのは経歴を見ること

これは当たり前かも知れませんが、
やはり経験年数や経歴が分かりやすいです。

また、企業や事務所に属していた経験があるかどうかによってスキルの幅も大きく変わります。
在籍していた企業や事務所でどのような案件に関わりどこまで携わっていたか、
こちらをお伺いしてみるのが良いかも知れません。

ちなみに社会人1年目からフリーランスはオススメ致しません。。。
私は、ある程度組織やグループで経験を積むことをオススメします。
組織として活動するのに一見ネガティブに思えることも、
忍耐力や対応能力、危機回避能力が培われることがあるからです。

万が一問題や課題が浮き彫りになった時、
柔軟な動きができるかという所が試されますので、
上記のような経験はその時に活かされます。

②ポートフォリを見せてもらう

ポートフォリオは自身の自己紹介とこれまでの制作物を分かりやすくまとめたもになります。
大事なのはその制作物にどこまで関わっているかを聞き出すことです。

中には自身がどこまで担当したかを記載される方もおられますが記載がない場合もあります。
その場合はデザインのみなのか、またはディレクションまで担当したのか、
気になった制作物の担当範囲を深堀してみるのが良いです。

作業工程まで詳しく聞いてみるとデザイナーのスキルがなんとなく分かります。

③物事の本質に気づけるか

ご依頼があった内容に対して深掘りができるかというところがポイントになります。

デザインとは「設計」という意味があります。
見栄えが良いのは当たり前ですが、
機能を考慮した設計が立てられるかというところが大事です。

建築も基礎や、そもそもそこに建築物をなんのために立てるか
理解していないと最初からおかしなものになりますよね。

お客様が抱えている問題や課題に対して、
デザイナーなりに答えを分かりやすく
提示できるかというところをポイントに見ると良いです。

④できないことできることを明確に提示できる

自身のことをよく理解しているデザイナーは、
自分のできること、できないことを明確に把握しています。

例えば「低価格」や「短納期」「高性能」などは、一見聞こえが良いですが、
後からフタを開けてみると仕上がりに不安を抱えることがあるかもしれませんし、
実はオプションが沢山あり、金額が莫大になる可能性もあります。

お客様から提示された納期や納品物に関してのすり合わせを、
ヒアリングを通して見積りの段階で、
自身のスキルとリソースを明確に把握し確認をお取りできるかどうかがポイントです。

リソースが難しい、納期が難しい、スキルが足りない場合、
正直にお伝えできるかがデザイナーとしては大事です。
自分の弱みを理解し、それを人に素直に言える人は信頼されますし仕事が忠実です。

⑤日々努力を継続できる

デザインもWEBの世界も流行があり、廃れるのも早いです。

そんな状況の中、自分の立ち位置を見失わず
周りの状況を把握し前に進めているかが重要です。

良いインプットができているかどうかでアウトプットも変わってきますので、
余裕があればデザインまたは仕事に対してどのようなことを
日々取り組んでいるか、取り入れているかも合わせて確認を取ってみるのが良いです。
または、好きなデザイナーやアートディレクターは誰かお聞きしてみるのも良いですね。

その好きな方は自分にとっての理想像ですので、
その方をお調べしてみるとデザイナーの趣向が分かります。

以上、良いデザイナーを見極める5選でした。
少しでも参考にお役立ち頂けると幸いです。

contact

ご依頼、ご相談は
下記よりお願いいたします。
2、3営業日中に、
ご返信させていただきます。
※営業系セールスからのご相談などは
ご返信できかねますのでご遠慮ください。

ご相談はこちら
back
TOPへ戻る